日本では野生鳥獣が増えすぎてしまい、農林業や自然環境にとって大きな問題になっています。

佐賀県では、イノシシなど有害鳥獣による農作物被害額は年間約1.4億円(H30年度)となっており前年度と比べ減少しておりますが、イノシシによる被害は営農意欲の減退や耕作放棄地の増加にもつながり数字以上の被害があるのではないでしょうか。
そのためH30年度は約22,000頭のイノシシが駆除、処分されました。そのうち食用などで活用されるイノシシ肉は全体の1割にも満たずほとんどが(廃棄物として処理)捨てられています。

駆除されたら終わり(破棄)ではなく可能な限り有効活用する
有効活用することによってイノシシに価値が生まれる
価値が猟師の方々や鳥獣加工センターのモチベーション向上につながる
鳥獣被害のさらなる縮小につながる

より多くのイノシシを有効利用する為に当社では、「食肉加工品」、「保湿バーム」などの開発、販売に取り組んでおります。
この活動が鳥獣被害対策、農作物被害の縮小や地域活性化に少しでも貢献できることを願って努めています。